やきものについて |
炎と土と手のぬくもりが織りなす味わいのあるやきもの。
1250年の歴史をもつ信楽焼は、日本六古窯の一つで、独自の「わび」「さび」をもつ美しさは心を揺さぶります。手作り故にひとつひとつ色や形が違うことも、やきものの「味」といえます。
六古窯 : 中世より今に続く六つの代表的窯業地 瀬戸、常滑、信楽、越前、丹波、備前をさす |
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●やきものとは
やきものとは、簡単に言うと土で形を作り、それを火で焼いて固めたものです。
材質(原料となる土)や焼き方の違い、釉薬の有無などによって、土器、せつ器、陶器、磁器に分類されます
信楽の焼締陶(やきしめとう)は、正確には磁器と陶器の中間に当たるせつ器に分類されます。
しかし一般的には陶器と総称されることが多いようです。陶器は「土もの」「土やき」ともいわれます。 |
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●やきものの制作
やきものが制作される過程は、種類により一部異なることもありますが、だいたい次のようになっています。
1−土づくり 2−成形 3−素地加工 4−乾燥 5−素焼 6−下絵付け 7−施釉
8−本焼き 9−上絵付け 10−焼付 完成
最初の土作りは採土、乾燥、粉砕、土練り、保存など7つの工程に分かれます。 |
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●釉薬と施釉(ゆうやくとせゆう)
陶器の表面を覆うガラス質の被膜を釉薬といいます。または「うわぐすり」「くすり」「ゆう」とも呼ばれます。
釉薬が掛かると、吸水性がなくなり、衛生的で、薬品などにも侵されにくくなります。
それ自体が装飾になるうえ、やきものを堅牢(けんろう)にします。
釉薬には多くの種類がありますが、溶解温度の違いから低火度釉・高火度釉の二種類にまず分けられます。やきものの基本的な釉薬は高火度釉の、灰釉(はいぐすり)・長石釉(ちょうせきゆう)・鉛釉(なまりゆう)の三つです。
釉薬を掛けることを施釉といい、次の方法があります
1・浸し掛け
2・杓掛け(しゃくがけ)
3・流し掛け
4・塗り掛け
5・吹掛け |
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●用と美
やきものの世界では、よく「用と美」という言葉が使われます。
「用」は機能性といってよいでしょう。 「美」は、やきものそのものの魅力に加え、例えば花器であれば花を活けたり、飾りものであれば気に入った場所に掛けたりという、花や風景と一体になって完結する美しさがあります。 |
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◆店長より
やきものは、見ること以外に触れたり、持つことにより、重みを感じたり、手に伝わる感触を楽しむことが出来ます。
大地の土が素材の、実に親しみやすい工芸品といえます。
難しいことはさておき、インスピレーションで「良さそう!」「好き!」「可愛い!」などと思うことがその作品との出会いです。
人を惹きつける「チャーミングな」やきものの、温もりを感じ、その良さを味わって下さい。 |